入院した翌週、例の「カテーテル検査」がありました。
全身を貫いたチューブから、謎の液体を脳に直接注入しつつ、脳内を撮影するという
「簡単な」検査です(笑)

足から脳までチューブ入ります
所要時間は1時間半。その後4時間は身動きが一切取れなくなるとのことでした。
こんな簡単な検査?は初めてどころか、盲腸の手術すらしたことがないので
非常に不安でした。
前日に下準備がありました。噂に聞いたことがある「毛刈り」です。
手術じゃなくて検査に邪魔にならないようにムダ毛の処理をするのです。
明るく美人な元ヤン風の看護師さんがやってきて、シェーバー片手に
「自分でやる?」と聞いてきました。
その頃すでに右腕は不自由になっていましたので遠慮なくお願いしました。
看護師さんにはシャワーの介添え、身体拭き、着替え等で散々裸は見られてますし、向こうはプロですから遠慮は無用です。恥ずかしいですけどね(笑)
個室のベッドに横になり、下半身スッポンポンになりました。
なんだか変な感じですが、さすが看護師さんは手慣れたもので、緊張してすっかり縮こまったモノにガーゼを被せたかと思うと、ビィーンという音とともに、ジョリジョリジョリと毛を刈っていきます。
きわどい周辺から右太ももにかけて、あっという間にツルツルになりました。
学生時代、「盲腸のときはツルツルにされるぞ」と聞いて変な妄想もしたもんですが、実際自分が病気になったらそれどころではありませんでした。

はじめてのムダ毛処理。
あれ「思ったよりも痛い」です。
「イタッ、、、イタァ、、、イタタタタっ」て感じです。
途中痛がってる自分を見て看護師さんが、
「あれ?痛い?あー、男性は剃らないもんね~。」と言って笑ってました。
女性のみなさんご苦労様です。これからはムダ毛を見ても気にしないようにします。
処理も終わり、ひとりになって改めて見ると結構乱雑に刈られていて、割とちくちくと残っていました。
このときは雑菌が入らないためにすると思っていたので、
「こんな適当で大丈夫かな?」と内心思っていました。
が、後にこの「毛刈り」の本当の理由がわかるのです。
ちなみに、本番はパンイチです。(紙製のTバックのパンツ)

医療用Tバック
コメント