第11回 カテーテル検査の後は絶対♪安静に♪

カテーテル シリーズ~脳出血~
ようはチューブみたいなもんです

人体って不思議にできてますね。

切られた太い血管が押さえておくだけでくっつくんですよ?怪我して出血したら強く押さえるというのは正解なのかもしれません。
圧迫止血?も終わり、べりべりっと強力テープをはがされ、もう太もも周りはヒリッヒリで、
「確かにこれで毛がボーボーだったら・・・」
ひぃえーっ!・・・鶏肉さん、いつもごくろうさまです。
止血も無事終わりホッと一息、と言いたいところですが、検査後の数時間は寝たままで寝返りもうてません。
時々看護師さんが来ては出血していないか確認していきます。その際に、血液が足に通ってるか確認するんですが、脈って足でも取れるんですね。足で脈を測るためにに穴あき白ハイソックスを履かされていたようです。
数時間、正確には4時間くらいだったかと思いますが、
一番たいへんだったのは痛み・・・ではなく尿意でした
しばらくは我慢していたのですが、流石にきつくなってきてうら若き看護師さんに頼みました・・・
しびん を。
「尿瓶」と書いてシビン。
尿瓶を持ってきてもらっての感想は、
「プラスチックかよ!」でした。
ドリフに出てくるような透明のガラス瓶を想像していたんですが、出てきたのは白い半透明のペットボトルのようなものでした。
ところでみなさん、尿瓶使ったことありますか?女性はもちろんないですよね?要するに、口の広いペットボトルに男性のアレを突っ込んで、寝たまま用を足せるというアイテムです。
つまり、使用するには寝たままズボンを脱いで、手を使ってアレを定位置に導かなくてはいけません。
自分は術後で(おっと検査後でしたね)身体は起こせない上に、右手は痺れて感覚もほとんどないのでアレを誘導するのが非常に難しいのです。
恥を忍んでうら若き看護師さん更に頼みました。
アレの挿入を。
と、言うよりも自分でできるか聞かれました。もろちん、いやもちろん即答でNO!と答えました。
向こうは若い女性とは言え、国家資格を持ったプロです。ここでこちらが恥ずかしがったり、遠慮したりするということは、看護師さんを侮辱するのと同じことでしょう。寿司屋に行って「寿司握れます?」と聞くようなもの。タクシーに乗って「運転できます?」と聞くようなもの。看護師に「アレ見たことあります?」と聞くようなもの。(アレってなんだ?)
遠慮なく堂々とお願いしました。すると・・・
パっとめくって、ピッと入れて終わりでした。
「終わったら呼んでください」と何事もなかったかのように病室を出ていきました・・・。
こう言う職業の方は私生活でも事務的になっちゃうんでしょうか?「はい、処置完了しました」みたいな。余計なお世話ですね。
さて、後は「おしっこするだけ」な状態になったものの、
いざ寝たままおしっこしようとしてもうまく出ないもんです。
残念ながらこの時は一滴も出ませんでした。
小さい頃は散々寝ションしていたはずなんですが、いざやろうとすると仰向けで出すことは全くできませんでした。
力の入れ具合も、抜き具合も全くわからず、膀胱パンパンで出したいにも関わらず、最後まで出せませんでした。
(※興味ある方は風呂場であおむけになったり、自室でオムツをお履きになったりして、試してみてください。くれぐれも温泉の寝湯で試さないように)
しばらく尿瓶と格闘していましたが、結局小一時間我慢して、動作解禁されてから慌ててゆっくりトイレにいきました。
看護師さんに「出ましたー?」と明るく聞かれましたが、情けない声で「でません・・・」としか言えませんでした。せっかくわざわざ準備してもらってから、手でアレを持ってインまでしてもらったのに申し訳ない・・・。これじゃただの変態じゃないかー!!
後日、こいつ(尿瓶)にはもう一度お世話になることになります。

やっと拘束プレイも終わり、尿瓶からも解放されたと、ホっと一息ついたのですが、2時間置きに、点滴交換、切り口からの出血の有無、足に血が通ってるか、など調べられて全然落ち着けませんでした。

切り口はくっついてるようでしたが、1晩は気をつけるように言われました。「もし出血があったらすぐにナースコール押してください」と、手元にナースコールのボタンを置いてくれました。
「え、そんな可能性もあるの?」
目が覚めたら下半身が血塗れに・・・!!・・・なんてのを想像してしまい、恐ろしくてその晩は寝返りもうたず棒のようになって眠りました(笑)
もちろんぐっすりなんて眠れません。数時間置きに看護師さんも来ますし、その度にフルネームと生年月日を聞かれます。もちろん入院直後に腕に付けられたタグにも書いてあるのですが、それでも聞かれます。
軍隊か!知らんけども。
入院自体が初めてだったので疑問にも思わなかったのですが、その後転院してから管理体制が徹底した病院だったのだと知りました。
個人病院なんて適当なもんです。また今後書いていきますが、本当に自分がしっかりしてないと医療事故なんて簡単に起きちゃいますよ。
「お医者さんや看護師さんはなんでもわかってくれてる」と思ったら大間違い!当然24時間毎日同じ人が働けるわけもないので、シフトを組んで交代するんですが、引き継ぎもそれなりです。来る人来る人に何度も同じ説明をしなければなりません。あきらめたらそこで人生終了です。自分の望むことが実行されるまで何度でも言いましょう!
入院中に一度、下剤をやめてほしい」と看護師さんに頼んだことがあるのですが一向に下痢が止まらず、おかしいと思い処方される薬をスマホで調べたら下剤が混じっていました。お腹がゆるいというのが医師に伝わっておらず、カルテに書かれてある通りにずっと下剤を出されていたのです。数分おきに車いすに乗り換えトイレに行く状態が続き、ほんとに辛かったです。それからは出される薬は全部スマホで調べてから飲むようにしてました。スマホって、インターネットって便利!
そんなわけで管理体制だけは軍隊並みにしっかりしる病院だったので、数日も経つと、点滴・注射・回診・食事のたびに自然と口から名前と生年月日が出るようになりました。
それこそ休日のコンビニ店員がピンポーンの音に条件反射で「いらっしゃーせ」と言ってしまうくらい馴染んでました。病院はそういうもんだと勘違いをした自分は、転院先でも同じようにフルネームと生年月日を言っていたらみんなに変な顔されました
話がそれましたが、血管も無事くっつきあとは検査結果を聞くだけになりました。
つづく

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