第24回 面会が多いと死期が近いかと思っちゃいます

あーん シリーズ~脳出血~

年も明け、世間が日常に戻りだしたころ遂に満を持して田舎から母と妹がやってきました。兄は20年前から行方不明なので。(笑)

里帰りは毎年していたものの、母が訪ねてくるのはこれが初めてでした。

車・飛行機・電車を乗り継いで1日がかりで移動なものですから、年老いた母には大変なことです。「大げさだな、わざわざ来なくてもいいのに」と思っちゃいました。

しかしながら、口が半分うごかず、左目は眼鏡に眼帯で、車いす姿、の働き盛りの息子を見る目は複雑な表情でした。なんせ年老いた母よりも先に介護生活になっちゃったわけですから、それはそれは信じられない思いだったことでしょう。

後から聞いたんですが、このときすでにカミさんと子どもたちと共に実家に引っ越して、自分の介護をしながらカミさんが働くという計画を進めていたようで、実際カミさんの就職先まで見つけてくれていたようです。

病気になると、本当に何もできず、情けない思いも沢山します。どうしようもないことと頭ではわかってはいても、やはり申し訳なく感じ、みじめな気持ちになっちゃいます。

面会には他にも、叔父や義理の兄、永らく会っていなかった従姉妹や大学時代の友人達、大人になって知り合った面々、神奈川、山梨、静岡、群馬、栃木、島根と、まあはるばる遠くから来たもんだと、うれしいような恥ずかしいような毎日でした

あーん

女の子たちの訪問はいつでもうれしいもんです

そんなある日ふと思い出しました。

祖母が生前、「普段会わない親類縁者が面会に来たらその人はもう長くないよ」なんて話をよくしていたんです。子どもの時の話なのでよくわからず「ふーん」と聞き流していましたが、なぜがその言葉が心に残ってました。そして自分がそういう立場になったときに不意に思い出されたのです

「あれ、もしかしてこれって、『今のうちに会っておいてください』ってやつなんじゃ!?」

「まさかねー」と自分に言い聞かせながらもしばらく不安でしょうがなかったです。(笑)まあ、眩暈や頭痛やさまざまな投薬で意識も朦朧としていたので、深く考える余裕もなかったですけどね。変な意味じゃなく、早く楽になりたいってことばかり考えていました。良くなりたい、元の生活に戻りたいってことです。これは今現在も思っていることですけどね。

実際は「今夜が山田」ということもなく、みんな心配で、純粋な気持ちで訪問してくれた人ばかりでした。母は子どもの送り迎えや家事をやってカミさんが通院しやすいようにというのと、少しでも負担を減らして疲れを取ってほしいとのことで家事手伝いをやりに来てくれたようでした。

ありがたいことです。核家族が多いこのご時世に、あらためて親兄弟や友人のありがたみを感じました。やはり、昔ながらのおじいちゃんおばあちゃん、近所の人がいて地域で子育てをするというのが人間には必要で自然な形なんじゃないかと思いました。人と人のつながり、一人一人との出会いはこれまで以上に大事に考えるようになりました。

あと、何回も言いますが、くれぐれも急に訪ねるのはやめましょう!病人だっていろいろ忙しいんです!検査や診察、リハビリもありますし、必ずしも病室にいるとは限りません!!見られたくないものもあるかも知れません!みなさんも急に遊びに来られたら困りませんか?

病人とはいえ入院患者はそこで生活しているんです!来るなら来るで、予定を合わせて万全の状態でお客様をお迎えしたいじゃないですか?薬も飲むタイミングによって、意識がもうろうとしたり、気持ち悪くなったりします。来るのが分かっていれば逆算して服用したり、飲まなくていいものは後回しにしたりと調整できるんです。ほんとによろしく頼みますよ?急に来られたらお化粧もできないんだから!誰だかわからなくても知らないんだから!!

ではまた(笑)

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シリーズ~脳出血~
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たかあきブログ~4児の元劇団員パパ闘病記

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