第32回 ビギナーのための車イスのススメ

車椅子シリーズ~脳出血~
とっても便利で楽ちん♪

転院してから完全に車椅子生活になりました。

もちろん前の病院でも車椅子は使ってましたが、主に移動のために乗って押してもらう事がほとんどでした。
転院先では一人一台車椅子がありました。テーブルはないけど。
リハビリのためにも、自分でトイレや食堂へ行きます。当然車椅子を自分で操作します。
皆さん、車椅子って手でホイールを回して漕ぐもんだと思うでしょう?
自分もそう思ってました。
で、実際やってみました。
両手だけで真っ直ぐ進むのは結構難しいです。
腕の力もかなり使うので、寝てばかりの入院患者にはまずムリです。
でも、進む方法はそれだけじゃないんです。
障害の具合にもよりますが、片足や、つま先を地面につけて、チョイチョイと後ろに蹴って進むと楽に進めます。
それでも筋力は衰えてるので、最初はほんとにチョコチョコと進んじゃ休みしてました。
リハ室に行くときは流石に押してもらってましたけどね。
洗面は車椅子が楽です。座ったまま歯磨きや洗顔できますから。
でもこの病院はちょっとお馬鹿でした。
洗面台は車椅子サイズなのに、鏡は立たないと見えない仕様になってました。
あと困ったのがトイレ。
トイレは車椅子で入れるように、扉が全てカーテンになってました。
年配の患者さんが多いので、何かあったらすぐわかるようにとの配慮もあるんでしょが、丸聞こえです。
鍵もないので何度か間違えて開けられました。
しかも、扉もないのに入口には微妙に段差があり、よくタイヤが引っかかってました。
そういう時は、一度下がって勢いつけて乗り越えます。
後ろ向きになって足でキックしてバックするテクニックもあります。後ろタイヤが大きいので前輪よりも段差が乗り越えやすいですし、うしろ向きだと地面をキックしやすいのでバックはよく使いました。
※もちろん、後ろに誰もいないのをよく確認しないと事故になります。お気をつけください。
あと、慣れて来たら廊下の手すりを引っ張って進むと、高速移動が可能です。
ちょうど綱引きの要領でやるといいですよ。
あくまで特殊な訓練を受けた上級者向けなので、良い子のみんなは真似しないように!
間違えると重大な事故につながります!
うまくやると、宇宙船内を移動するパイロットの気分があじわえますよ(笑)
最近歩くのがうまくなり、一体どこが悪いの?と思われることが多くなって来ました。
実際は退院時より、痺れもめまいも強いんですが、そんな状態でも足を前へ運べる術を身につけたのです。
だいたいの感覚というか、カンのようなもので、こんな力の入れ具合でこれくらいの方向に足を押し出せば次の足が自然に出せるな、といった感じです。
短時間・短い距離なら問題ないのですが、10分以上続けて歩いたり、体調が悪いと、しびれやめまいで混乱してわけわからなくなります。
なので杖は欠かせません。ノルディックポールというスキーのストックのような歩行用の2本杖があるのですが、これがとても安定して歩けて重宝してます。
頭は、寝てるところを叩き起こされた時のようなボーとした感じが24時間続きます。
インフルエンザにかかって高熱を出してるときのフワッとした感じにも似ています。
右半身、特に右腕と右脚は、正座や腕枕をした後のビリビリ感がこれまた24時間無休で続きます。
痺れを体感したい方は、お手持ちのオムロンなんかの「低周波治療器」、肩こり用の健康グッズとして2000円くらいで売ってますが、あれを手のひらと甲に貼って、「最強」にしてスイッチオンしてみてください。
腕全体で体感したい方は手のひらと肩に貼ってスイッチオン!
これが24時間続きます。軽い拷問ですね。
困ったもんです・・・

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