第39回 入院中の「おさんぽ」事情♪

わーいシリーズ~脳出血~
楽しくなります♪
うんこが解決しかけてるそのころ、体力も奪われ、リハビリも軽めにしてもらっていました。
実は転院前、北川景子先生(仮)にかなり脅かされていました。
「救急病院と違って回復期病院転院したら、朝から晩までみっちりとリハビリありますからね
確かに寝たきり状態だった病人にとって、毎日3時間のリハビリはかなり疲れます。
しかし、そこは腐っても病院(?)
健康第一です(^^)
「朝から晩までみっちりと」というのは大げさで、体調に合わせてリハビリも進めてくれますし、身体が辛い時は休ませてももらえます。
~そんなある日の出来事~
その日も体調すぐれず、受け答えも曖昧だったかもしれません。
黒い天使こと、リハビリの妖精ちゃんが、
「おさんぽ行ってみます?」
と、聞いてきました。
もちろん歩きではなく、車いすで
入院して以来、転院時以外にに出ることはありませんでした。
病人ですから。
外はまだまだ寒い季節でしたが、よく晴れた日で上着も貸してくれるとのこと。
ぜひ、とお願いして外に連れ出してもらいました。
久々の外出。
外の新鮮な空気。
青い空。
白い雲。
眩しい太陽。
ウキウキしながら玄関の自動ドアをくぐるとそこは・・・
「さむっ!!!」
「まぶしっ!!!」
厳しい現実が待ち受けておりました・・・。
しかし、退屈な入院生活になってはじめての新鮮な刺激と開放感に、おもわず檻から出されたパンダの気持ちになっていました。
40才そこそこで、若くて綺麗な(浅黒い)女の子に車椅子を押されながら、おさんぽに連れ出されるとは思いもよりませんでした。(笑)
妖精ちゃんは小さな体で全体重を車椅子にかけつつ、巧みに段差を乗り越えていきます・・・
・・・車椅子をあちこちぶつけながら。
「あうっ」、「おふっ」、と思わず声が漏れるたび、
「あ、あ、ごめんなさいっ!」
と謝られては許さない訳にはいきますまい。
カワイイから許す!
さんぽ中、梅の花を眺めたり、近所の方とあいさつしたり、畑に植えてあるのは何だろうね?とか、天気の話や妖精ちゃんの身の上話聞いたりなんかしながら車椅子押されてると、なんだか浮世離れした、ここはあの世か夢の中か、まるで桃源郷にでもいるかのような気分になりました。

前日こんな夢を見ました。カミさんの運転で助手席に乗っていると対向車の警察官がジロジロ見てきました。
はっと気がつくとシートベルトをしていません。
あわててシートベルトをしますが、パトカーが後ろからついてきます。
やばーっ!

・・・という夢をみました。
夢の方が現実的でリアルでしょ?
もう何が何だか。
そんな風にのどかな景色の中おさんぽしていました。
ちょっと前まで子どものベビーカーを押していたのに、自分が押される側になるとは
複雑な気分でした。
しかも平日の昼間に女の子とおさんぽデート。(車いす)
世間はお仕事真っ最中。
ありえません。こんな楽しんでいいんでしょうか?
ま、傍目にはただの介護ですが。(笑)
「いいところに連れていってあげますね❤️」
そう言うと妖精ちゃんは、線路の小さな踏み切りの途中で車いすを停めました
・・・このまま天国にいくのかな・・・
やっぱり夢だったかと思ったその時、
線路から見える富士山
「ほら、見えます?この時期、天気が良くて空気が澄んでると見えるんですよ。」
富士山でした。すげー
この辺りは山合いで、富士山から何百キロも離れていて、まさかこんなにきれいに見えるとは思いもしませんでした。
震える手で撮ったのでうまく撮れませんでしたが、想い出に残る一枚になりました。
この後何度か連れて行ってもらいましたが、富士山が見えたのはこの一度きりでしたね。
そんなおもひでぽろぽろな出来事でした。
天国連れて行かれなくてよかった(笑)

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