第50回 今度は小さなお風呂を選んでみました

大浴場と言う名の「極寒シャワー」に懲りた自分は、大きなつづらはやめて今度は小さなつづらを選んでみました。移動距離も近く、あったかく入れる、いわゆるユニットバスに挑戦することにしたのです。
確かに近い!病室を出て廊下を行くとすぐ!しかも病棟フロアなので暖房効いててあったかい!風呂としては十分、言うことないんですが、1つ問題が。
それは・・・
バリアフリーじゃない
 
と、いうこと。
病院なのに!
車いすは入口まで。ここからは杖(このころは4本杖というものを使ってました)で1歩、1歩、歩きます。
室内に入り、1歩、1歩。
脱衣所まで一段登って、また1歩、1歩。
浴室まで二段登って、また1歩。
さらに、浴室のドアを越えるのにドア枠を「よいしょっ」と跨がなければなりません。
これが車いす利用者の、ヨチヨチ歩きの患者にはかなりのハードル
作業療法士のピー助くん(もちろん男)に手を取ってもらい、杖をつきながら段差を乗り越えて、一旦脱衣所の椅子に座ります。
「着替え手伝いましょうか?」と言われますがもちろん断って自分でやります。(笑)
お風呂ですから、もろチン、いや、もちろん全裸になります。
右手が痺れてうまく使えないので服を脱ぐのも結構難しいです。
(・・・ああ、前の病院では若い綺麗な看護師さんが色々してくれてたのに、今は・・・)
ピー助くんがジッと見つめています。
隠す余裕もありません。
脱衣が済むと、浴室へ移動です。
全裸で手に手を取り合って浴室までの段差を上がります。
片手は持ってもらい、もう片方の手は手すり。
何も隠し事はできません
手すりを持って椅子に座ります。
ピー助くんが言いました。
「洗いましょうか?」
モロチン、いや、もちろん、男わり、いやお断りしました。
流石に大の男が2人で入るには狭いのです。1人暮らしのマンションにあるような小さなユニットバスです。
ピー助くんには丁寧にお手伝いをお断りし、外で患者が溺れたりしないよう、緊急に備えて待機してもらいます。ただ観察して遊んでるわけではありません。
モロチン、いや、もちろん戸は閉めてくれません。安全のために。たぶん。
(結婚もしているので趣味のためではないと思います)
作業療法士さんなので、退院して家庭に戻っても大丈夫かどうか、など動きを確認するために、とにかく「ジーっ」と見られます。
全部見られつつ、ぎこちなく左手で洗えるだけ洗います。
湯船はまだ危ないため、最初の方はシャワーのみでした。
・・・やっぱり寒い。
「大浴場」に比べると格段にまし、とはいえ、やはり真冬です。身体がぬれると寒いです。
だって扉開けっ放しなんだもん!!
安全確認のためとはいえ、寒いです。ひたすらシャワーの中で身体を縮こませて洗いました。
終わったら、また手を借りつつフルチンで脱衣所へ。隠す余裕も手もありません。
身体を拭くところも、もろちん見られます。
急いでパンツを履き・・・たいのですが、慌てれば慌てるほど、右手右脚が痺れてるのでなかなか足がパンツの穴を通りません。
その様子もじっくり観察されます。
穴があったら入りたい・・・いや、それができてないんですけどね。
これがカワイイ女性療法士さんなら、また違った興奮が・・・・・・じゃなくて、そこまで恥ずかしく感じなかったのですが。でも人によっては女性に見られた方が恥ずかしいのかな?
まあ、こんな感じのお風呂タイムが毎週続きました。さっぱりして気持ちいいんですけどね・・・全身運動で疲れるわ、恥ずかしいわ。
自分、入浴シーン見られてると落ち着かないタイプですから。
誰でもか?
なんかいい方法考えてあげて!人権無視よ! me,too!me,too!
ではまた。

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