第51回 入院中に卒園式を迎えた

三男の発表会もおわり、ほっとしていましたが、今度は卒園式が待っていました
三男なので当然卒園式も3回目。慣れたもんで感動とは無縁でした(笑)
それよりも、毎度の事ながら移動が大変!
この時ばかりは遠方に住む母が駆けつけてくれました。
朝一で病院を抜け出し、着替えの為ひさびさの帰宅。
子ども4人の「ワーワーヤイヤイ」の喧騒に頭がクラクラしながらスーツに着替え準備をします。
軽く朝食も出してくれるのですが、味噌汁、お茶、牛乳、全て禁止されてて飲めません‼️
液体は「とろみ」を付けないと気管に入り、死ぬほど咳き込み、むせます
目玉焼きの半熟の黄身もギリ危険。
母が張り切っていろいろ出してくれますが、選びながら食べないといけません
結局、食も細くなっていてほとんど食べられませんでした・・・
(・・・母ちゃん・・・オレ病人・・・そんな食えない・・・)
そうこうするうちに出かける時間に。
子どもは先に幼稚園に登園して、式の始まる時間に合わせてギリギリに行きました。
駐車場まで約100mほど。カミさんの肩と杖の力を借りて歩き車に乗り込みます。
幼稚園に着いてからは病院で借りた車いすに乗り換え。
またまた慣れない車椅子に四苦八苦。
・・・カミさんも車いす操作2回目。多少ましかと思いましたが、やはりガタガタ揺れる揺れる・・・
やめて〜ぇぇぇ!!
で幼稚園の卒園式会場に着くと、同じく卒園式に出席の車椅子のパパさんがいました。
この方は車椅子のベテランさん。
幼稚園の行事にも積極的に参加されてて、いつも「器用に一人で移動してるなぁ」と思っていましたが、いざ自分もその立場になると、いかに車いすの操作が大変かわかります
車椅子のプロや!車椅子の師匠や!!
・・・と、感動するくらいの車椅子さばきでした。
しかも、
「具合どうですか?痺れがあるという事は、神経が通ってるという事。きっと良くなりますよ!」
と、声をかけてくださり、愛用の車椅子をキュキュっと巧みに操作しつつ、颯爽と去っていきました。
カッコイイ!!
とても励まされました。とってもやさしい~。
そうこうするうちに卒園式がはじまり、みんなで歌を歌ったり、名前を呼ばれたり、と式は進みます。
自分はそれらを身動きせずじっと一点を見つめ、感動・・・
・・・ではなく(はやく終われ〜)
と早くも体力の限界近くなっており、心の中で痺れ・眩暈と戦っていました。
家を出てから小一時間。
もう限界・・・
・・・はやく・・・帰りたい・・・・・・病院に・・・
病院嫌いの自分がまさかそんな気分になろうとは思いもよりませんでした。
なかなか理解し辛いとは思いますが、それくらい当時の自分は弱っていたんです。
写真を撮る気力もありませんでした。ごめん、三男・・・
今思い返しても、卒園式の内容ははっきり思い出せません。
ただ、ひたすら耐えていました。
式が終わったら記念撮影もそこそこに、文字通り病院送りにしてもらいました。
本当なら「ひさびさに自宅でゆっくりと〜」なんてなるところですが、それどころではありません。
病院が一番ゆっくりできます。だから入院していたんですね(笑)
ほっと一息ついたのもつかの間、当然この後「入学式」が待っているのでした。
ほんとに一番大変な時に入院したもんです。

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