第59回 理学療法的リハビリ

スクワット シリーズ~脳出血~

リハビリのお話もいろいろ書いてきました。オセロしたり、輪投げしたり、にらめっこしたり、爆笑させられたり。でもいつもいつもそんな遊んでばかり(?)じゃないんですよ!「妖精タイム」「手のリハビリ」、以外にもうひとつ「理学療法」というのも毎日あります。これは北川景子先生(仮)の時と同じく足回りのリハビリです。景子先生の時はまだ発病直後ということもあり、そこまで厳しくありませんでした。むしろやさしかったです(笑)。ところが転院してからそれは一転し、退院に向けて本格的に運動させられました。

まずは歩く動作。歩行器・平行棒・歩行補助具・杖、などなどいろんな物を試しながら歩かされます。もちろん休み休みですが、「もうちょっとがんばりましょう」「もうちょっと行ってみましょう」と毎回少しでも長く歩けるようにハッパをかけられます。歩くのが終わったら今度は「スクワット」です。リハビリのスクワットは病人や高齢の方でもできて、膝や腰に負担がかからないようにやります。これは運動が苦手な方や、軽く何かしたいという方にもいいのでよかったら皆さんも試してみてください。(以下参照)


1.まず椅子やベッドに腰を掛けます。立ちやすいように浅く座ってください。

2.背筋を伸ばして、手はクロスして胸の前へ。背筋を伸ばしたままゆっくり立ち上がり、ちょっとお尻を突き出したような姿勢で5~10秒(自分にできる範囲で)その状態をキープしてください。↓立つ姿勢はこんな感じ。
スクワット
太ももに力が入っていれば大丈夫です。

3.そしてまたゆっくりと座ります。立ち座りの時は息を止めず、息を吐くか、声に出して数を数えるかしましょう。息を止めて気張ると血管に負担がかかって危険です(笑)同じ姿勢をキープするのが難しければ、「1・2・3・4(ゆっくり立つ)5・6・7・8(ゆっくり座る)」、と声を出してカウントすると自然に息も吐けてやりやすいです。最初はこれだけでも十分です。


この立って(座ってを1セットとして、5~10セット行います。たったこれだけ。毎日1回でもいいですし、できるようなら朝晩やっても効果的です。テレビを見ながらでもできますね。

これが寝てばかりの病人にはかなりきついですが、立ち上がりも歩行の筋力も基本はこのスクワットだけで補えます!リハビリ患者はみな子どもから年配者までやってます。自分の場合はやりすぎるとめまいが激しくなって、あと何もできなくなってしまうので様子を見ながら少しずつ量を増やしていきました。この時間だけは笑顔は一切ありません。ほんとにキツイです。

この時の担当Kさん(♂)は運動の合間に休憩しながらいろいろお話をしてくれるんです。アラサーの独身あるあるばかりですが、前日休みだったので安い肉買いこんで小分けにして食べますとか、洗車したのにまた雨ですねとか、暇だったので大型スーパー行ったけど洗剤1つ買っただけで帰ってきましたとか、女っ気もない話ばかりだったので、「仕事ばかりで出会いもないんだなー」と思っていました。しかしこの後信じられない出来事が起こるのです!!その話はまた今度。

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