第69回 妖精ちゃんとベロベロ検査

69回。いい番号ですね。今回はまたまた妖精ちゃんのリハビリ教室ですが、基本的には毎日繰り返しのお口の運動です。たまに検査もあります。ベロの強さ測定、噛む力の測定、肺活量の測定、などなど。定期的に測定することでリハビリの効果が出ているかどうかわかります。どんなことをするかというと、、、結構単純で原始的なやり方です。妖精ちゃんが原始人なわけじゃないですよ?(笑)

ベロの強さは、木べらのようなものを使いました。

「私が持ってますからベロに力を入れて押し返してください」

横から木べらを持ちベロの押し出す力に負けじと押し返してきます。妖精ちゃんと木べらを通した押し相撲ですね。グゥーッグゥーッグゥーッと押し合いっこです。結構疲れます。ベロがぷるぷるしてきます。ついでに頭もクラクラしてきます。つぎに噛む力です。木べらのような厚紙のようなものを噛み続けました。

「はい、と言うまで噛み続けてください」

妖精ちゃんが木べらのようなもの手で持ち、口元まで持ってきて押さえてます。(指をなめたくなるのを我慢して)木べらのようなものをグググググゥ~っと噛みつけてやりました。

「はい。いいですよ。」と言うとそれを取り出し、歯形が付いているのを確認して、「しっかり噛めてますね~。いいですね!」と満足な表そうな表情。(喜んでいただけて光栄です。笑)

他にもベロを上あごに押し付ける力も見られました。やはり厚紙のようなものを口の中に入れられベロの力だけでグーっと上に持ち上げる感じで押しました。妖精ちゃんが手で持ってくれるので、顔の距離も近いし、手が口に触れるのでなんだかドキドキしました。もちろん医療用の手袋をしております、残念ながら。これも取り出した後、「おー、曲がっておりますねー。」とヘラが変形して曲がってるのを見てなんだか満足そうでした。

肺活量の検査だと思うんですが、息をどれだけ吐けるか競争もやりました。コップに水を入れ、ストローでブクブクやるだけです(笑)子どもがレストランでやって怒られるやつですね。息をたっぷり吸い、「よーいスタート」の合図でできるだけ長くブクブクやり続けます。演劇で培った呼吸法を総動員してやりました。腹式呼吸で横隔膜を目いっぱい広げ、胸を広げ、肩も使って肺に空気を溜め込み、最後は口を使ってさらに限界まで肺に空気を送り込みます。

「スタート!」ブクブクブクブクブクブクブクブクブク・・・・・・
長く続けるために少しずつゆっくりと息をセーブしながらブクブクします。ふと目の前に座る妖精ちゃんが気になり、ブクブクしながら上目遣いで妖精ちゃんを見ると・・・

真剣な目をしながらコクッ、コクッ、と首で時間をカウントしていました。口が半開きで。

ブーーーーーーッッと盛大に吹き出してしまいました。

「うわーっ!!え、え、え?どうしました???」ぶっかけてしまいました。
ゴホッゴホッゴホッとむせ返り、死にかけました(笑)

その日は検査はお預けに。後日やり直したのは言うまでもありません。思い出し笑いをしそうになって、笑いをこらえるのが大変でした。

後は、口の開く長さを計ったり、目の前のティッシュを吹いたり、いろいろやった気がしますが一番覚えてるのがこれですね(笑)

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